ContextCaptureユーザーガイド

ソフトウェアのエディション

ContextCaptureエディション

ContextCaptureエディションは、オブジェクト、建物、人工物、自然の地形などを写真から自動的に3Dへ再構築します。一度に300ギガピクセルまでの画像データセット、または30億点までの点群を処理でき、ジョブキューを使用してバッチ処理を実行することができます。UAV/UASに最適なエディションであると同時に、用途はUAV/UASに限定されません。このエディションは、高解像度3Dモデルの他、オルソフォト/DSMの生成にも適しています。

ContextCapture Centerエディション

ContextCapture Centerエディションは、大規模な3Dマッピングや測量に適しています。入力する画像の枚数と量は無制限で、Engineの並行処理コンピューティングに対応しています。複雑な位置情報データ(たとえば慣性航法システムのデータ)、他のソフトウェアによる空中三角測量の結果や、水面を補完するためのデータを利用できます。都市全体を航空撮影または地上のモバイルマッピングで撮影するような、大規模な3Dモデル作成に適しています。

ContextCaptureエディションの比較

フィーチャ

ContextCapture

ContextCapture Center

一度に処理可能な写真の量(総ピクセル数)

≤ 300ギガピクセル

無制限

一度に処理可能な点群のデータ量(総点数)

≤ 30億点

無制限

AT(空中三角測量)/キャリブレーション

リコンストラクション(3D TIN)

座標付け

オルソフォト/DSMの生成(GeoTIFF、JPGなど)

高密度点群の出力(LAS、POD、LAZ)

CADとの互換性(OBJ、FBX、Collada、STL、DGNなど)

3D GISとの互換性(Agency9 CityPlanner、Eternix Blaze Terra、Google Earth、Skyline TerraBuilder、SpacEyes3D Builder、Supermap GIS、DIGINEXT VirtualGEOなど)

注釈(2D/3Dオブジェクト、セグメンテーション)

無料ビューアの利用/Web公開

無制限のタイリング

タスクのキュー/バックグラウンド処理

SDK/Python(ソフトウェアの開発キット)

グリッドコンピューティング

≤ コンピュータ2台

無制限

リコンストラクション制限(水面の補完など)

品質管理

警告 - ContextCaptureエディション間のプロジェクトファイルの互換性には制限があります。上位エディションで作成したプロジェクトファイルを下位エディションで開くことはできません。